雑記

トルコ留学してました。最初は留学記のつもりでしたが、留学終わってからも書き続けたいとおもいます。

大学での友達の作り方

これは決して大学での友達の作り方を紹介するHow toブログではない。

僕が友達がいな過ぎるので、「誰か教えてくれよ!!」といういわば逆How toブログだ。教えて欲しい、切実に。

 

なぜ孤独を気取っておいて今さら友達が欲しいのかというと、何よりも暇だからだ。月火しか授業がないうえに、今日のように授業がある日でも、16:30に授業を終えて学食で夕飯を食べ、18:00ぐらいからは暇な時間が続く。寝てしまおうかとも思うが、いくら早寝早起きの僕でも些か早すぎる。

 

僕が友達が少ないことに気づいたのは、大学二年になってからだ。それまでの学生生活、特に小中高では部活にも所属していたし、なによりクラスという40人ほどの集まりで週に5回も会っていたし、体育祭や文化祭などのイベントごとも勝手に発生していたので自然と気の合う友達が出来た。大学一年の時あたりから雲行きは怪しくなって来るのだが、それでも一年次はAIESECという意識の高い学生団体に所属していたため、そこで知り合った人はいたし、英語の授業で20人弱の人と週4回ほどあっていたので、そこで出会った人とは仲良くなった(と思っている。片思いだったら悲しいなぁ)。とは言え、大学で仲良くなった人は住む場所も違うし、授業で会うだけなので、明治にいたときも暇ではあったのだが。

留学に来て、知り合いも一人もいない中、僕の暇はより顕著なものとなった。いや、もちろん勉強すべきなのはわかってはいるつもりではあるが、如何せん僕は受験期以外で勉強をまともに出来たためしがないと自信を持って言えるほど勤勉さに欠けるので、勉強もなかなか上手くはいかない。授業をもっと取ることもできたし、サークルにも所属しても良かったのだが、留学に来たばかりの僕は "想像を絶する暇" というものに一種の憧れを抱いてしまった為に、授業も全然取らずにサークルにも入っていないわけだ。旅行をするにしても、先週のドイツオランダ旅行で思いがけず豪遊をしてしまったので、お金もそんなに余裕がなくなった。読書もアニメ鑑賞も趣味ではあるが、やはりハマっている時期とそうでない時期があるので、いつでも暇をつぶせるものではない。夢がある人、熱中できるものがある人なら、一人で時間を潰すことなどたやすいのかもしれないが、以前のブログにも書いているように、僕にはそんなものもないので時間がつぶせない。

その点、人間関係というのは簡単に暇を潰せる。親しい友人と一日遊び通した時の時間の流れの速さは誰だって感じた事があるだろう。その上、友人と話す事にはお金がかからない。つまり無制限というわけだ。

そう考えたときにやっと気づいた。友達とはなんと素晴らしいことか。手っ取り早く際限なしに無料で時間をつぶせるのだから。

 

という事で、友人の大切さを実感したわけだが、如何せん友人の作り方など習った試しもないし、意識して友人を作ったことがないので、友人を作ることが出来ない。なぜなら、大学に至るまで、友人というのは"勝手に出来ているもの"であり”意識的に作るもの”ではなかったからだ。そんな甘ちゃんな僕は大学という自由な空間では通用しなかった。

 

とは言え、今振り返っても友人を作る機会がなかったと言えば嘘になる。留学生同士で話すパーティもあったし、その他初めての人と話す機会はそこそこにあった。友人を作ることに長けている人はそのような場で友人を作ることが出来たようだ。

だが、僕はいつも思うのだが、初めてあった人と何を喋れというのだ。部活動、体育祭など、何かしらの活動を共にしてこそ、初めて共通の話題が生まれるというものではないのか。留学生のパーティに参加していた時も、せいぜい"Where are you from?" "What is your major?" "Why did you come Turkey?"くらいのお決まりの質問をして、会話修了というのがお決まりのパターンとなっていた。もちろん少しばかり深ぼろうとしてみるものだが、大抵、僕のことを喋っても相手の話を聞いても、お互いに興味がそんなにないのが明確にわかってしまったので、特にそれ以上の発展を見せなかった。

もちろん僕の英語力のなさも影響しているとは思うが、それ以上にこの”初見の人との会話力”が原因だと思っている。だって、日本でも友人作れなかったから。友人が出来ただけで。

 

 

僕が月曜と火曜にしか授業がないこと日本の友人に伝えると、必ず「じゃあ何してるの?」と聞かれるのだが、正直何もしていない。こうしてブログを書いても、潰せるのはせいぜい30分くらいというものだ。まだまだ今夜も全然暇です。読書でもするかなぁ。